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ITか?

オンライン資格確認システムは、保険証情報から資格確認もできる。補助金助成のため、3月末顔認証器を申し込んだ。

電子カルテのメーリングリストでは先駆者もIP-V6ルーターの設定に苦心されていた。

NTT光回線でオンライン請求を行っていたが、光電話への変更をNTTが対応を渋った。QTnetに打診すると使用可能とのことで回線変更。

工事後、オンライン請求も出来き、ホームゲートウェイHGWのIPv6対応について担当営業に問い合わせると、話がかみ合わない、結局QTはオン資もIP-V4接続とのこと。
(えー早く言ってよー・・・じゃあ業者委託しなくてもいいかも!)

早速PCを用意し準備に取り掛かる。QT側と当方でHGWを再設定、当院環境を維持して、IP-VPN接続を確認、ポータルサイトに接続申請と電子証明申請。

パワーユーザーの先生の書き込みを参考にQTユーザーにも相談しながらPCのセットアップを始めた。設定マニュアルも数種のマニュアル行ったり来たり、設定の書き込みプログラムはポータルサイトにはない。

結局、基金からベンダーに提供されており、電カルメーカーから入手。失敗、初期化など紆余曲折の末、4種類のアカウント設定、ようやく顔認証カードリーダーが無人運転となり、マイナカードを入れると顔のスキャンが始まりデータが送られてきた。

たまたまQTnetに変更したために、ルーターのIP-V6フィルタリング設定等が省かれハードルが下がりラッキーだった。なんとかコーヒーブレイクにたどり着いた。

2021年10月01日

マイクロ飛沫

オープンカウンターのため、受付の仕切り設置に苦労しました。

そこで旧来の日本の生活様式について考察しました。家の食事は箱膳の個人の食器に盛り分けられ、会話は不作法で、手掴みなど論外です。

旅館では、盛り付けた料理が個室に運ばれ、説明はお品書きにあります。

神社参拝時の手水舎では手や口を漱ぎ清め、柄に手水をしたたらせて洗い流します。御神体は開帳されず、同様にVIPとの面会は距離を取り御簾や几帳の向こう側です。

包丁式で見られるように、料理も直接手で触れないような配慮がされてます。

刀は懐紙を口に挟んで手入れを行ないますが、呼気のマイクロ飛沫が錆びの原因となることを知っていたからです。

同様に軸や絵画の鑑賞時はハンカチを口と鼻に当てます。こういう行動のDNAが日本のファクターXと考えます。
最近福岡のカレー屋で黙食を依頼していますが、黙パチンコ、黙通勤電車も同様に、
8時以前の無防備な会食より理に適い、リスクが少ないと思います。

一方、寮や職場の共同の洗面所での歯磨き、うがいはマイクロ飛沫の発生、吸引両面で高リスクと考えます。

2020年10月01日

信仰は医療より・インスタ映えは信仰より?

7月1日、愛媛県の石鎚山お山開きが始まり、石鎚山を御神体とする夏季大祭で全国各地から数多くの信者や登拝者で賑わいます。

開業前、松山赤十字病院に勤務していましたが、10日間の大祭期間中は赤十字から救護班が派遣されます。

同様に消防のレスキューや警察の救助班なども派遣されていますが、日々鍛えた体はさすがに立派です。当時我々は車で面河渓谷の国民宿舎に前乗りして宿泊しましたが、当然その夜は宴会です。

日頃話すことのない日赤支社の方との交流で災害時の備蓄装備なども教えてもらいました。

支社の方もレスキューと変わらない位の体格で、何百回と献血もされており、全国赤十字大会で皇后様から表彰を受けたということでした。

翌日は救護服に着替え成就社へ向かいます、ここに救護本部を置き、更に頂上近くの鎖場の下に救護所があります。

最初の年は救護所へ登りましたが、前日の酒が祟り、着いたところで、練習を兼ねた第一患者として点滴を受けることになりました。

本番が始まると、医療機関への搬送が必要な方も出てきます。ヘリを要請するか担架で搬送するかの判断で担架としましたが、これは担架の四方にロープをかけて4人で搬送します。

搬送はレスキューや警察の方が担当され、私はその後に伴走しましたが、彼らのご苦労には頭が下がり、昨日の酒を反省しました。

診療した医師によれば、患者さんは通院しながらも1年間過ごせたことのお礼に参拝され、救護され助かったのも石鎚山の御蔭とのことでした。つくづく信仰は医療より有難いものだと思いました。

それから30年近くたち、最近では趣向を凝らした御朱印や被写体を求めて女子が集まります。紫陽花の手水舎の写真を協会紙に投稿しましたが、これまで閑散としていた神社がスマホ片手の女子でいっぱいでした。
現在は信仰によるご利益よりインスタ映えのほうが有難い時代になったのでしょうか

2019年11月01日

ドライブレコーダー

高齢者の暴走、逆走が問題になっているが、加害者側の年齢に近くなって来て衝突回避機能の車種に変更した。

フロント中央に制御カメラユニットはあるが、録画機能は有していない。ディーラーオプションにはない前後録画の機種を、同メーカー直販サイトから取り寄せた。

自分で取り付けることにしたが、ディーラー委託整備工場ではカーナビから電源を取っているとのこと。

この配線は避けたいのでヒューズボックスから取れるか調べると、前席側のヒューズは全て常時電源供給しており、バッテリー上がりを防ぐには専用ユニットが必要になる。

ボンネット内のヒューズボックスから取るのもちょっと、ということでトランクルームのヒューズから取ることにした。

リヤシートを倒し、パネルの隙間から内視鏡チャンネル洗浄ブラシの廃品を通し、空きソケットに挿した分岐ヒューズと、医療機器の余りアースコードを繋ぎ、ドアモール裏をリアカメラのコードと一緒に通して助手席まで持ってきた。

フロントカメラはセーフティーカメラユニットが邪魔で位置が取り辛いが、妥協して張り付けた。

Aピーラー、グローブボックス側面のパネルをはずしコードを通して電源コードと接続。

アースが必要だが、ドアヒンジ、シートレールボルト全て塗装されている、何とかグローブボックス裏にアルミブレースを見つけた。

腰を捻っての作業が2日間祟った。この程度の作業もツラい年齢となったということか。

2019年10月01日

平成の開業失敗談

現在、老齢年金請求書を作成している年齢です。平成になり、結婚して子供が出来、開業して家を建てるという人生の半分ぐらいのイベントを経験しました。

初期は固定電話とFAXの時代で、PCはスタンドアローンでワ-プロと論文の統計処理ぐらい、医院レベルでは独自OSのレセコンが稼動していました。

平成7年にクリニックビルの1室で落下傘開業しましたが、最初から失敗続きでした。当初予定の所は他のテナントとの裏契約が発覚し、家主への不信感から手付金を放棄し解約しました。

1年ほど遅れて別のビルでの開業となりましたが、家主との口約束が履行されず10年後には退去する決意をしましたが、退去時の契約が不利な契約でしたので10年目の契約更新時に通常の契約に改め、翌年退去することになりました。

開業時のレセコンはIBMのPCでウインドウズ3.1と独自OSワープのデュアルOSのワープ上で動いていました。しかし開発元と組んでいる医師会の保険請求への理解があまく、こちらのベンダーへ要望しても反応が鈍く、これ以上無償で検証は出来ないとして解約、PCのみは買取りとしました。

次に日立のレセコンをこのPCにインストール時に、ウインドウズ95にアップグレード、頭書き取り出しソフト添付を条件としました。

当初採用した看護師の1人は研修中に妊娠発覚し体調不安定で退職、もう1人は母親が倒れ介護のため1カ月せずに退職と散々でした。

これらの失敗から学ぶことも多く、テナント退去のモチベーションもあり11年目に移転しました。

丁度カルテを電子化し、画像や検査のデータベースと一元化し、院内LANを整備し、院外処方とする時期でもあり、機器設備の減価償却も進んでいました。

年目の法人化時に契約した生命保険の解約返戻率もMAXで、一時収入を利益とすることなく移転費用に当てました。

この間税理士も2回変更、1回目はパソコン会計導入のため、2回目は節税・相続対応のためですが、その度に会計・税制について学びました。

初代開設のためか、振り返ると無謀で恐ろしいことをしていましたが、それなりに面白い平成時代でした。

2018年11月01日

憲法は早急に改正すべき?

LGBTの方に、同性婚を認める国も出て来ました。地方レベルではパートナーシップ証明書もありますが、法的婚姻のような権利はありません。

我々医療者は性別が染色体だけで決まらず、性器の発現も様々で、遺伝子的性と性器、自己意識の性の不一致といった多様性を理解できます。

しかし、法以前に憲法第二十四条が「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」とあり、同性婚は法的に認められません。

制定時に性の多様性が想定されておらず、禁止はされていないという専門家の一般的解釈ですが、婚姻に伴う相続や年金、養子縁組などの権利が認められていません。

著しい人権の侵害と差別が放置されています。両院憲法審査会、憲法学者や法律家は憲法解釈で禁止されていないとしてお茶を濁すのではなく、現行憲法の不備を認めて、現実に即して権利を認める改正が必要です。

法学者は現行憲法を頑なに変えないことを第一義としている人が多いようですが、これは学問ではなく憲法教という宗教の教義に固執する原理主義ではないでしょうか。

2018年10月01日

新たなばら撒き? 高等教育無償化!

保険とはいえない仕組みの増税に、子供保険などまやかしの名前を付けて高等教育まで無償化というばら撒きが検討されている。

望む人に、高いレベルの教育を受けるチャンスを保障するのに反対ではありません。しかし学校という箱物の中で、規定時間の講義を受けることだけが教育でしょうか。

大学によっては、シラバスに「be動詞」「過去形」「百分率」「四捨五入」など小中学レベルで、更に奨学金の延滞率も高く(4~9%台)、卒業しても奨学金返還できない程度の学歴ともいえます。

本来淘汰されるべきを延命して、文科省の植民地を維持するのでしょうか。これで学士なら、某国のペーパー大学の学位商法の博士号や、表彰商法のモ○○セレクションと同じでしょう。

こんなものに税金を投入し、若者の時間を浪費させていいのでしょうか。年金の世代格差と同じように、就職氷河期で正社員になれず、有利子の奨学金返済で苦しむ人に比べて不公平です。

やるべきは既存大学の質を上げ、大卒者の価値も向上させ、一方大学に行かなくても高い技術、技能を修得した人への報酬と社会的な地位の向上こそ必要ではないでしょうか。

このような学歴だけを偏重する風潮が、未婚率の上昇、婚姻・出産年齢の上昇、出生率の低下にも繋がっていると思います。政策として行なわれた、ポスドク、公認会計士、弁護士の増員の結果どうなったでしょうか。

歯学部、薬学部の定員だけ増やして政策的に国家試験の基準点が挙げられ、補助金削減対策のための見かけ上の合格率を保つために留年や国試浪人が増えています。

このような政策の失敗を個人に押し付けるような結果になるのは目に見えています。必要な人は留学して医師、弁護士、会計士にもなれます、やる気のある人に留学費用を補助するような形でもいいと思います。

2017年12月01日

健康情報依存症

依存症も多々あるが、CM、記事、民放番組どころかNHKガッテンまで健康情報依存症患者を作り出している。

そのような情報レベルで、受動喫煙防止の問題を判断されても?と思う。

タバコの箱には不十分だが警告がされている。

これを「喫煙は死をもたらす」「周囲に害をもたらす」という外国レベルの警告文と害の表示にし、喫煙を認める酒場、飲食店の入り口には、「死と害毒の原因になる喫煙を認める店であり、非喫煙者でも被害を受けます」と表示すればいいのではないか。

社会として喫煙の害を認定した上で、個人の喫煙を容認するのなら、喫煙有無でのリスク区分健康保険料制の提案も出てくると思う。

アルコールは車の運転が問題だが、危険運転回避システムの義務化で飲酒運転を検知し、走行不能にして飲酒等の危険運転は減らせるのではないでしょうか。

ギャンブル大国日本の象徴がパチンコであるが、IR法の議論の前に、全てのギャンブルの支払いをクレジットカードのみとすれば、預金および収入から自ずとギャンブルへの支出限度額が決まると思うが、いかがでしょう。

健康情報依存症を厚労省病名に登録し、承認薬が発売されたら認識は高まるでしょうか?

2017年11月01日

メディアの潮目

2016年末DeNAの健康情報サイトWELQの公開が停止された。

検索エンジン最適化に長けたIT企業が上位に来るようにマニュアルを作り、外部のライターに記事を書かせ、根拠のない不適切な医療情報が相次いだため問題視された。

同様に医療情報番組の信憑性も問われるべきで、更に日刊新聞法や電波利権、記者クラブ制等の餌付けで、メタボ化し自浄作用を失ったマスメディアも再構築の時期と思う。

パナマ文書が公開され超富裕層や多国籍企業の税逃れが暴露された。

一方で所得が伸び悩み低下する中・下流の人たちが、グローバル化や移民の受け入れを不利と認識したことも、英国のEU離脱やトランプ大統領誕生の一因と思われる。(ここでもメディアが事実を認識せず、願望と妄想で記事を作っていたことが判った。)

情報強者や経済強者のモラルハザードと強欲により、情報や政治経済の枠組みに対する信頼性が低下し、崩壊の潮目に来ている気がする。

世界に誇るべき日本の皆保険制度が同様の危機に瀕する今、医療界も既得権と云われる前に、現状に即し自ら改革提案が必要ではないだろうか。

2017年10月01日

スタンフォード監獄実験

先日NHKのBSで紹介されていた1971年フィリップ・ジンバルドーにより行われ、人が与えられ肩書きや地位により役割に合わせて行動する事を証明した。

当時の気質に固執した心理学に対し、状況の力により人間の良心や倫理観が容易に変質することを示した実験である。募集された普通の大学生が途中離脱も可能な条件の下、11人の看守役と10人の囚人役に分かれて、大学の模擬監獄で夫々の役を演じた。

現在より人権が配慮されない囚人への処遇であったが、暴力を加えない状況でも数日のうちに看守役は精神的虐待を加えるようになり、囚人役は2人が精神的に継続困難で離脱したが、残りは抵抗意欲を失い、言われるまま仲間を罵るようになる。

実際に監獄でカウンセリングを行っている牧師に検証してもらうと、監獄の囚人の初期症状と全く同じで、実験の行き過ぎを非難された。

ジンバルドーも実験の成果に取り付かれ続行したために、牧師が危険な状況を家族・大学へ連絡し6日目に中止されたが、看守役は「話が違う」と続行を希望した。

後の会見で、ジンバルドー自身が状況に飲まれ、危険な状態と認識できなくなっていたと説明した。

湾岸戦争の捕虜や9.11後のグアンタナモ収容所で、看守は虐待することを軍上層部は想定していたはずたが、看守個人が処罰された。

社会生活に組織、団体は必要だが、その潜在的危険性を認識する必要を再認識した実験である。

2016年10月01日

性善説

臨床試験やSTAP論文等で我が国の医・生命科学の信頼性を損なう事例が起きた。

このような例があると再発防止のための煩雑な手続きが必要になり、本来の研究にも支障が出てくる。

性善説に基づいた研究、論文発表という仕組みが破綻し、不正を前提とした対応が必要となると、コストも嵩むことになる。

富裕層の住む地区を塀で囲うゲートシティは日本でも散見されるが、アメリカでは税金が貧困層に使われることを嫌い、富裕層のみで分離した自治体の例がテレビで紹介されていた。

市の業務が民間委託され、低いコストでサービスが提供され、更に富裕層が流入していた。

富裕層を失った周辺地域は公共サービスの削減と治安の悪化が進んでいた。

きわどいバランスで成り立っているが、格差が広がると見えない壁を維持するためのコストはかえって高くなると思われる。

更に災害などが起こった時のことを考えると恐ろしい限りで、東日本大震災の後、被災者が秩序を保ち助け合っていた姿と対照的である。

このように安全な日本のシステムを強欲な自国ファーストの外国の論理で壊したくないものである。

2010年10月01日

プラシーボ

プラシーボ(Placebo)については偽薬と訳され、我々医療者は、民間療法や健康食品等でネガティブな印象を持つことが多いが、ラテン語ではI shall please(私は喜ばせる)に由来するそうだ。

プラセボ効果は、薬理作用のないものがもたらす効果で、いい場合(治療効果)と、悪い場合(ノセボ効果)の両面がある。

多くの病気は身体的要因と心理的な要因が絡み合って症状が形成されており、治療の上でプラセボ効果の様な心理的なアプローチも必要と思う。

ホスピスや在宅治療を行う先生方はそれをうまく利用されているのではないだろうか。

今年に入ってからのアベノミクス効果は、本来の経済競争力に根差した経済成長ではないところはプラシーボであるが、円安、株高、輸出産業等で見かけ上の効果は見られたが、その後株や円の乱高下、長期金利上昇等の副作用も見られている。

昔から名医と言われる先生は患者の期待によるプラセボ効果が上乗せされた治療成績を上げていたと思われる。

この国のリーダーも名医としてプラセボ効果も利用しながら本当の治療に繋げてほしいものである。

2009年10月01日

ステルスマーケット

ペニーオークション詐欺でタレントのブログがステルスマーケティングとして話題になった。

このような虚偽記事でなくても、多数の購買行動を左右するカリスマブロガーといわれるケースは殆ど企業側から商品は勿論、謝礼も受け取っている。

商品提供の事実を明示しているものも多いがステマとの違いは微妙なところである。

テレビCMを使わず消費者に勝手に思い込ませる場合はお見事と言わざるを得ない。

アカデミー賞で女優に宝石を貸与した宝石店は有名であるが、日本でも大きな事件や事故の被害者の葬送のニュースで著名人並の豪華な霊柩車を見ると無償提供かと思う。

社会構造の変化が早く、仕掛けも巧妙な時代に必要な教育は行われているだろうか、スマホですぐ検索できる時代に年表暗記のような教育は、体罰で指導した部活顧問の理不尽さに通じる。

アルジェリアの人質事件でも、正確な情報収集能力と危機管理力、外交力がなければ国民を守れないことが明白となった。

我々も必要な能力を持ち、現代に適応した活動方法で保険医の主張を政府や国民に届け、会員の生活を守りたいと思う。

2008年10月01日

震災雑感 手段が目的化した時

医師になって10年ぐらいの頃、赴任した病院の外科部長はゴルフが好きで、練習も熱心な方でした。

朝の回診前、肩を回しながら「昨日は調子良くて、打ちっ放しで1000発位打ったかな、で今日はちょっと肩が張ってる」というようなことがよくありました。

この場合、目的はフォームや軌道の調整で打球数は手段だったはずです。このような本来の目的を見失って、大学入学やお金が目的となっている人はよく見かけます。

今回の原発問題でもエネルギー調達の多様性や安定性の1つとしての原発を、その建設に伴う利権を目的化した人たちによって引き起こされた面もあると思います。

今、推進することが是とされている風力発電においても、補助金が目的となり問題点が隠されようとしているという、正に原発で起きたことが繰り返されている実情が、「風力発電の不都合な真実―風力発電は本当に環境に優しいのか?」(武田 恵世著)の中で述べられています。

これまでの医師生活を振り返ると、患者さんのためであるべき治療が、組織にとっては手術や治療法が目的になる場合があることも否定できません。

一方、医療が不完全なために生活の質が伴わない、患者さんに望まれない延命もあることを考えると、医療や社会保障は本来の目的を取り違えていないか、と考えさせられます。

更に今日の政治情勢を見るとき、ネット環境が整い、SNS等が発達し直接民主制も可能な今、代議員制は必要なのか、その利権に群がる人のための目的化した制度ではないかと思われてならない。

演壇にしがみつく映像そのままに議員の座にしがみつく政治屋を見ると、この国の将来が絶望的に思われる。

この人たちによってこの国が破壊されるのを阻止し活力を取り戻すためには、全てのものを本来の目的から問い直し、憲法も例外とせず、この国と子孫のために国や社会の制度、我々の価値観を今こそ再考すべき時と考える。

2007年10月01日

安全安心 

テレビで手袋をした惣菜や菓子の製作場面が顕著になったのは4、5年前からと思う。

食中毒事故がきっかけであろうが、同時に安心安全という言葉が使われるようになった。
この手袋を安心安全の象徴とする事が日本のメディアのレベルの低さを示している。

冷蔵庫のような食品工場を除けば、ゴム手袋での作業で中は蒸れて汗まみれ、そこで繁殖する細菌数は相当なもの。

だが青いゴム手は破れることを想定し、発見を容易にするための色である、破れたときの事態は想像するのも恐ろしい。

食品作業で手袋をしていれば安心安全というお約束で映像が流される、それはメディアが批判する原発の安全神話と同じではないか。

原発は止めても危険なままであり、災害、テロを想定した多重の安全対策が必要なはずである。

安全対策をなおざなりにして再稼動の是非のみを問うのは、手袋をしていれば安心安全とするのと同じである。

寿司屋がゴム手をするようになる前に、安全の本質が議論されるのを願う。

社会保障の問題も崩壊前に有効な対策がとられるよう、上医は国を医したいものである

2006年10月01日

患者相の変化から観た世相変化

1995年前に西鉄福岡駅から急行で3駅目の、駅近くのビルで開業した。

当時は銀行やゼネコン、メーカー等の社宅が多い所で人口構成も若く、経済的には比較的余裕のある土地柄だった。

丁度ウインドウズ95が出たころで、国保と社保家族の自己負担は3割であったが、社保本人は97年2割負担になるまで1割負担だった。

その後、バブルの崩壊で銀行員だった人が関連企業に異動したり、社宅が廃止になり転居する人など企業の変化を肌で感じた。その社宅跡地は、ほとんどマンションに変わった。

社保本人負担も03年から3割となったが、その頃から生保の患者さんが増えたように思う、今では数%になると思う。又、駅前のNOVAが無くなり欧米人講師がいなくなった代わりに、留学生を中心とした中国人の患者さんを診るようになった。

日本人の患者さんでは治療費のことを気にしたり、クレームを言う人も現れてきた。

数は少ないが中国人の患者さんでは、今のところそういった傾向は観られない。

開業時はDOSベースのレセコンを兼ねたIBMのパソコン(CPU100MHz、HDD750MBで数十万)が1台だったが、現在は10台以上が2画面で稼動している。

最近は医療器械屋さんが余り来なくなったが、鎖骨ブレースを注文すると2、3日掛かると言うので、アスクルに注文したら午後に注文して翌朝配送された。

先日、高校生の息子の課題で持針器の写真を検索したらAmazonで販売していた。(アマゾン恐るべし)

以前は、塩素系漂白剤を検索すると、この商品を購入された方はこんな物も購入されていますといって、自殺マニュアル、トイレの塩酸系洗浄剤、ビニール袋が勧められた。

患者さんでは、高校生の時から診ていた娘が院を卒業し、就職して結婚までするようになった。

この娘たちが子供を連れて来ると孫のような気がするのであろうか。

2005年10月01日

チャコールグリル

やっとバーベキュー向きの気候になってた。庭のデッキで年に4・5回やって、もう10年になる。
炭焼きの美味さだけで十分だが、それでも工夫の余地はある。
まず炭熾し、汗をかくほど扇ぐ必要はない。グリル内に炭で15cm角の砦を作る、この中に前回の消し炭を入れ少量の着火剤を加える。
(火消しつぼも重要、先人の知恵はすごいと思う)中国の、レアアースに先立つ禁輸のため、備長炭が手に入りにくくなったのは残念。
あの時点で、今日の事態は十分想定できたのだが・・・料理が不味くなる。家族が集まる前に鶏の手羽とおにぎりを、遠火でじっくり焼く。
焼きおにぎりのタレは生醤油、家人に任せていたら砂糖を少し混ぜていた、焦げやすくなるので止めてほしい。集まったところでねぎタン塩だが、片面を焼いてから、ねぎは後乗せ。
その後の肉、野菜は家族に任せても良い(芋類は電子レンジで下茹でしておく)。
ちょっと変わったところで、魚の干物もかなりイケる、キッチンでは出来ない大型、肉厚の鯛など絶品。大分から車えびや緋扇貝等の取り寄せもいい。
お腹も膨らんで、火力も峠を過ぎて来た頃、ヒレ肉の塊を焼く、これは米国牛でも十分。
この辺で安い炭と備長炭の実力の差を実感する。食べ切れなければ、冷蔵庫に保存してもいい。
最後はフランスパン、オーブントースターとは全く違う美味さだ。ビールとワインが欲しくなった。

2004年10月01日

薬と治療

薬を飲んでいると体に悪い?

……処方しているのはヤクの売人か?

■ 患者さんと話していてよく聞かれるのが、

「あまり薬を飲んでいると良くない」と言われたとか、
「この薬を飲んでいて害はないのでしょうか」といった質問です。

■ まず最初の問題ですが、多くの場合友人や家族が善意から言っているのですが、

困るのは何故どういうことが良くないのか根拠がなく、

言った本人も誰かから聞いただけでそんなことは知らないといった無責任さなのです。

さらに、薬を飲まないで治療はどうすればいいのか、

薬を止めて病状が悪化した場合、誰が責任をとるのかという対案が無いのです。 

■ 医師の側からすると、6年も医学の勉強をし、10年以上かけて一人前になり、

日々新たな情報を学び、十分な根拠の上で処方したのに、

体に有害なものを売る麻薬や覚せい剤の売人のように言われるわけですから、

治療意欲を削ぐには十分です。 

■ また一生懸命薬を開発した人(名前も知りませんが、ノーベル賞をもらった

田中耕一さんのような人かもしれないし、プロジェクトXに出てくるような

開発秘話があるかもしれません)にも気の毒なことです。 

服薬に伴う小さなリスクをさけて…
        
合併症が発生する大きなリスクをとりますか?

● 日本で薬として承認されるには約10年程かかります。

この間に有効性、副作用、安全性が審査されます。

当然のことですが有効性と副作用を天秤にかけて

副作用が上回れば薬として認められません。

● 薬を飲む以上、副作用の可能性はゼロではありません、

しかしその確率は薬を止めて起こる傷害の確率とは比較にならないほど小さいものです。 
さらに、薬を止めた場合、病状や合併症の進行はほぼ確実ですし、

その結果不幸な状態に陥るのも稀ではないでしょう。

● 副作用の害を未然に防ぐにはしばしば診察して薬の効果だけでなく、

副作用のチェックも行い、時には副作用発見のための検査も必要になります。

こういうふうに心配されるのは慢性疾患で永く飲む薬の場合ですが、

多くは病状を緩和し、合併症が進行しないように飲んでもらっています。

慢性疾患での服薬は…自動車保険をかけるようなものです!

★ このように副作用の可能性がゼロではない薬を飲むかどうかということを、

高血圧を例にとって考えてみましょう。 

★ まず高血圧の薬といっても現在使われているのは降圧剤つまり

血圧を下げる薬であって高血圧を治す薬ではありません。

ですから1年ほど飲めば高血圧が治る薬は今のところありません、

飲んでいる間血圧を程よくコントロールするということになります。

★ そこで高血圧を治療しなかった場合を想定しましょう。

その場合平均寿命がくる前に脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などで半身麻痺や寝たきり、

最悪の場合死に到る確率が高くなります、たとえばそれを40%としましょう。 

降圧剤を飲むとその確率が小さくなるわけですがそれを5%としましょう。 

この場合、35%の人は薬のおかげで難を逃れられたということになります。

★ しかし薬を飲んでいても5%の人は合併症での傷害を防げなかったことになるし、

60%の人は飲まなくても大きな合併症による障害はなかったかもしれませんが

薬を飲みつづけていたという側面があります。

また心配されるようにたとえば、0.05%という位の人に

副作用が出るかもしれないというのも事実です。

★ 簡単にいうと、患者さんをまとめてみると確率としてのデータはあるのですが、

個人個人では誰がどのグループに入るかは現在の医学では分かりません。 

★ ですから、薬を飲むというのは自動車保険や火災保険と同じように、

誰が災害を受けるか分かりませんが災害に備えて保険をかけるようなものです。 

保険料という負担がかかったり、事故が起こらなかった場合は

結果として保険料は無駄だったかもしれません、

しかし誰に起こるか分からない災害が起こったときに

保険をかけていなければ取り返しがつかないのですから。 

だだ、安全運転や燃えにくい家を建てるなどで保険料が安くなるように、

食事や運動療法などの努力に応じて薬も減らすことが出来るのです。

2003年10月01日

ダイエット・健康法

カルト宗教から詐欺まで

■ 新聞の広告欄を見ただけでも世の中じつに様々な

ダイエット法・健康法があふれていますし、次から次へと生まれています。

職業柄ときどき質問を受けるのですが、議論の対象にならない宗教と考えたほうがよいもの、
うんざりするほどアホらしいものから、よくできた詐欺商法など色々です。

いくつかのまともなものを除くと、二つの種類があります。 

■ 一つは根拠も示されておらず好意的に考えてもどうしても説明がつかないもの
(お嬢さんたちの言葉でいえば私にはアリエナイもの)ですが、
信じて効果があると言う人がいる以上、これはもうカルト宗教の域ですから反論は出来ません。

■ もう一つが厄介なのですが、
科学的な言葉や認められている理論の名前や現象を使って説明されたり
(科学的な論理と実証にはなっていないのですが)、
実際に医療で使われる薬や器具が使用されるがその行為には根拠がないものなどです。 
確実なのはその商売で儲けている人がいることです。

皆さんは今までいくつの ダイエット法 を覚えていますか?

● 前者の例は、りんごダイエットなど単一のものを食べてやせたり、脂肪をもみだしたり、

スパイラルテープや手首のリング、ついには尿を飲んだりとその発想力には感心します。
しかしこれらは皆さんが通常あたりまえと納得しているエネルギー保存の法則

(高校で学びますが、あらためて言われなくても何かの形で出て行かなければ、

エネルギーは減少したり消えたりもしない、つまり体重の増減は

食べたカロリーと使ったカロリーの差でしかないというあたりまえのこと)

にも明らかに反しています、でもこれを信じるというのは、カルト宗教としか思えないのです。

これに理論的反証をしても意味はないでしょう。

● 次の例は血液型性格占いに代表されるものです。 

血液型というのは、確かに医学、科学の産物ですが

それと性格の関連は百年も前に否定されていますし、

性格も含めた遺伝が何百万という遺伝子で規定されるのは皆さんもご存知のことでしょう。

その何百万のうちのわずか一握りの遺伝子で決定される血液型ですが

その数パターンで性格を判定するというのはいかに無謀なことか分かると思います。

このように科学的な言葉や事象を使いながらも言っていることに

科学的根拠のないものが実に巧妙で厄介なのです。   

● このようなものに宿便、腸管洗浄などのダイエットやマイナスイオン、水素

活性水、イオン水、トルマリン、血液浄化、悪い血、体質、磁気、電界などの

言葉を巧みに使って宣伝されている健康法や薬品、健康器具があります。

これと似たものに、テレビで煽られるココアに黄な粉、ワインに酢となんでもありの世界ですが、

限られた条件の下での実験やデータで一定の作用はあるのですが、

実際に人間で使用可能な量での効果の実証はないものばかりです。 

<これだけあると、結局バランスよく食べろということでしょうが……>

● つまり一定の作用があるのですから体には良いと言えるのかもしれませんが、

たとえば効果が出るためには100の作用が必要なのに
一生続けても1の作用しかないものを有効と言うのでしょうか。

やっぱり頭を使わないと!…認知症防止にもなるんですが

★ なぜこういったことが広く市民権を得ているのでしょうか。 

まず第1に残念なことに現在の医学では容易に治せない病気や傷害があるためでしょう。
その証拠に不妊治療が体外受精からクローン人間のレベルまで進むと、

根拠のない俗説や方法が入り込む余地がないため余り耳にしなくなりました。 

★ 第2に減量や健康を努力せずに薬や食品・器具で楽に簡単に達成したいという、

わがままで欲張りな願望が詐欺商法に入り込む隙を与えるのでしょうでしょう。

<体のことに限りませんが……>

★ 第3に日本人は自分の頭で考えて理解し判断・行動するということが少なく、

学校や役所を中心に決まった事だからするが、

何故決まったのか、変えられないのか考えない事が多いようです。 

最近でもノーベル賞受賞者が2人出たように、科学的思考が劣ることもないはずです。

自分の頭で判断し行動しない指示待ち族が増えた、

といわれるように教育の問題かもしれません。 

★ ですから少なくとも自分の健康に関しては、

言われたことを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で

根拠のあることか本当に必要なものかを判断しましょう。

認知症の予防も薬ではなく、頭を使うことです。

2002年10月01日

生活習慣病


今のところ調子はいいけれど…治療は必要ですか?

● 高血圧、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、高尿酸血症などの
     
生活習慣病は多くの場合検診などで指摘されます。

しかしこの段階ではほとんどの人が全く症状がありません。

● 症状が出るまで病院に行かず治療を受けないという人は、

なぜ検診を受けたか考えてみてください。

残念なことに現在の医学では、癌と同様に

症状が出るほど進んだ段階では元に戻すことが出来ないからなのです。 

● 現在出来る事は、症状がないうちから発見することと、

早期に治療して合併症が進まないようにようにコントロールすることです。

薬を飲まないでいい方法はありませんか?

★ 一生薬をのまなければいけないのでしょうか。  進行してしまえばそうなります。
でも薬を飲むだけが治療ではありませんから、

初期の段階から食事・運動療法をきちんとすれば、

ずっと薬を飲む必要がないこともありますし、薬を減らしたり中止することも出来ます。
★ そこで検診で早期に発見し、食事と運動療法を主体とした治療を行うことが重要になります。

しかし薬を飲まなくなったから治ったというものではありません、

自分で努力する食事と運動療法という治療の効果で薬物療法の必要がなくなっただけです。

薬を飲まなくなったからといって食事・運動療法がおろそかになると、病気は確実に進行します。

痛みを恐れて問題の先送りで傷を大きくする!
        
…どこかの国の政府と似ていませんか?

■ 生活習慣病は治らないのでしょうか。

厳密にいえば、治らないと考えたほうがよいでしょう。

そこで多くの方が期待するものとして健康食品や健康法がありますが、

これらはせいぜい食事・運動療法の一助になる程度と考えてください。

■ 薬は効果があるからこそ量を誤れば危険になることもあります、
 
だから処方に免許がいるのです。

量が多くてもそれほど危険ではない、

つまりそれほど強い効果はないからこそ食品としか言えないのですが、
中には承認されていない薬物を含んでいながら食品の顔をした危険なものもあります。

■ すべての薬は副作用の可能性がわずかながらあります、

それを防ぐには定期的な診察しかありませんし、

薬を勝手に中止する危険性の大きさとは比べようもありません。
 
おかしいと思いながらも根拠もないのに大事には至らないだろうと考えて

すぐに手を打たない、痛みを恐れて破綻するまで病巣を拡大する、

どこかの国の政府の批判は出来ませんよね。

■ これまで多くの根拠のない健康法が、ほとんど消えていったのは皆さんご承知のことと思います。

根拠のないものに頼るほど危険なことはありません。

ちゃんとした食事・運動療法に替わることは出来ませんし、

まして病気が治ったり薬が必要な程度の病状を改善したりすることはありません。
         
やるべき事は早くきちんとやりましょう。

2001年10月01日

健康バブル? 

経済の世界では10年も前にバブルがはじけ、現在もその後遺症に苦しめられています。
それと反比例するように健康に関しては、おもいっきり……、あるある……などの

テレビ番組で性懲りもなく次から次へと紹介される健康法や食品があり、

~~に効果がある健康食品と称するものが数多く商業ベースで宣伝されています。

経済活動を煽ったバブルの状況に似ていませんか。

● バブルはどうして膨らむのでしょうか。

自分に本当に必要なものを、必要なだけ、無駄なく、無理なく利用していても

バブルは膨らむのでしょうか。

バブルの遺産を見ると、私たちの生活に必要なものとも思えませんし、

そういう無駄がいつまでも続けられるはずがないものばかりです。

● では健康については、どういう状態が必要で、何をするために

何歳まで生きることが望まれるのでしょうか。

またその健康と長寿は、あまり努力を必要としないお手軽な健康法や食品を

次から次へと取り入れていれば実現するのでしょうか。私にはそうは思えません。

● ちょっと話が変わりますが、テレビのお気軽、お気楽番組からは、

事実の一端は見えても、真実はなかなか見えません。

世相を煽ったあとしばらくすると、評論家になっていたりします。

投資詐欺事件!……健康詐欺?
         どちらも体験談を信じた結果です。

■ 投資したお金が倍になるといった詐欺事件があると皆さんは、

そんなうまい話はないはずなのにどうして引っ掛かったのかと思うはずです。

では何故騙されたかと考えると、お金が増えて儲かったという人が実際にいて、

その体験談から自分も儲かると思うのでしょう。

しかし必要なのは儲かる仕組みがよく理解できて、納得のいくもので、

世の中の役に立つことだから無理なく続くというものでなければならないはずです。

■健康や病気もお金と同じです、楽をして健康になったり

これだけ飲んでいれば病気が治ったりというようなうまい話は無いのです。

そういうものを進められたらどう考えればよいでしょうか。

■1.体験談というものには根拠がありません。その前に、健康になったり、

気が治る理由を聞きましょう。

■ 2.効果がありそうだと感じたとき、それはどのくらい続ければよいのでしょうか。

一生でしょうか、それにはどのくらい費用がかかるのでしょうか。

■ 3.そんなによいものなら世界中で行われたり、使われたりしているでしょうか。
    
また医療費が節約できるなら保険で認められないのでしょうか。

結論から言うと多くのものはせいぜい食事・運動療法の一助になる程度と考えてください。

■ やっぱり世の中の仕組みはどの世界もいっしょで、

体験談と同じ事が起きるほど甘くないですよね。

お金と健康はよく似ている!?

★ 先ほど健康もお金と同じと言いましたが、日々の生活を無駄なく始末して

コツコツお金を貯めるように、健康も日々の努力を積み重ねて得られるものだと考えられます。

★ 子供の場合は、お金を勉強と置き換えてもいいようです。

2000年10月02日

ブログ始めました(まこと俱楽部)

まこと倶楽部(健康って?)
ちょっと話は長くなりますが
健康も自己責任の時代です
無責任な話に乗らないように少し考えてみましょう

2000年10月01日