チャコールグリル

やっとバーベキュー向きの気候になってた。庭のデッキで年に4・5回やって、もう10年になる。
炭焼きの美味さだけで十分だが、それでも工夫の余地はある。
まず炭熾し、汗をかくほど扇ぐ必要はない。グリル内に炭で15cm角の砦を作る、この中に前回の消し炭を入れ少量の着火剤を加える。
(火消しつぼも重要、先人の知恵はすごいと思う)中国の、レアアースに先立つ禁輸のため、備長炭が手に入りにくくなったのは残念。
あの時点で、今日の事態は十分想定できたのだが・・・料理が不味くなる。家族が集まる前に鶏の手羽とおにぎりを、遠火でじっくり焼く。
焼きおにぎりのタレは生醤油、家人に任せていたら砂糖を少し混ぜていた、焦げやすくなるので止めてほしい。集まったところでねぎタン塩だが、片面を焼いてから、ねぎは後乗せ。
その後の肉、野菜は家族に任せても良い(芋類は電子レンジで下茹でしておく)。
ちょっと変わったところで、魚の干物もかなりイケる、キッチンでは出来ない大型、肉厚の鯛など絶品。大分から車えびや緋扇貝等の取り寄せもいい。
お腹も膨らんで、火力も峠を過ぎて来た頃、ヒレ肉の塊を焼く、これは米国牛でも十分。
この辺で安い炭と備長炭の実力の差を実感する。食べ切れなければ、冷蔵庫に保存してもいい。
最後はフランスパン、オーブントースターとは全く違う美味さだ。ビールとワインが欲しくなった。

2004年10月01日