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ITか?

オンライン資格確認システムは、保険証情報から資格確認もできる。補助金助成のため、3月末顔認証器を申し込んだ。

電子カルテのメーリングリストでは先駆者もIP-V6ルーターの設定に苦心されていた。

NTT光回線でオンライン請求を行っていたが、光電話への変更をNTTが対応を渋った。QTnetに打診すると使用可能とのことで回線変更。

工事後、オンライン請求も出来き、ホームゲートウェイHGWのIPv6対応について担当営業に問い合わせると、話がかみ合わない、結局QTはオン資もIP-V4接続とのこと。
(えー早く言ってよー・・・じゃあ業者委託しなくてもいいかも!)

早速PCを用意し準備に取り掛かる。QT側と当方でHGWを再設定、当院環境を維持して、IP-VPN接続を確認、ポータルサイトに接続申請と電子証明申請。

パワーユーザーの先生の書き込みを参考にQTユーザーにも相談しながらPCのセットアップを始めた。設定マニュアルも数種のマニュアル行ったり来たり、設定の書き込みプログラムはポータルサイトにはない。

結局、基金からベンダーに提供されており、電カルメーカーから入手。失敗、初期化など紆余曲折の末、4種類のアカウント設定、ようやく顔認証カードリーダーが無人運転となり、マイナカードを入れると顔のスキャンが始まりデータが送られてきた。

たまたまQTnetに変更したために、ルーターのIP-V6フィルタリング設定等が省かれハードルが下がりラッキーだった。なんとかコーヒーブレイクにたどり着いた。

2021年10月01日

マイクロ飛沫

オープンカウンターのため、受付の仕切り設置に苦労しました。

そこで旧来の日本の生活様式について考察しました。家の食事は箱膳の個人の食器に盛り分けられ、会話は不作法で、手掴みなど論外です。

旅館では、盛り付けた料理が個室に運ばれ、説明はお品書きにあります。

神社参拝時の手水舎では手や口を漱ぎ清め、柄に手水をしたたらせて洗い流します。御神体は開帳されず、同様にVIPとの面会は距離を取り御簾や几帳の向こう側です。

包丁式で見られるように、料理も直接手で触れないような配慮がされてます。

刀は懐紙を口に挟んで手入れを行ないますが、呼気のマイクロ飛沫が錆びの原因となることを知っていたからです。

同様に軸や絵画の鑑賞時はハンカチを口と鼻に当てます。こういう行動のDNAが日本のファクターXと考えます。
最近福岡のカレー屋で黙食を依頼していますが、黙パチンコ、黙通勤電車も同様に、
8時以前の無防備な会食より理に適い、リスクが少ないと思います。

一方、寮や職場の共同の洗面所での歯磨き、うがいはマイクロ飛沫の発生、吸引両面で高リスクと考えます。

2020年10月01日

信仰は医療より・インスタ映えは信仰より?

7月1日、愛媛県の石鎚山お山開きが始まり、石鎚山を御神体とする夏季大祭で全国各地から数多くの信者や登拝者で賑わいます。

開業前、松山赤十字病院に勤務していましたが、10日間の大祭期間中は赤十字から救護班が派遣されます。

同様に消防のレスキューや警察の救助班なども派遣されていますが、日々鍛えた体はさすがに立派です。当時我々は車で面河渓谷の国民宿舎に前乗りして宿泊しましたが、当然その夜は宴会です。

日頃話すことのない日赤支社の方との交流で災害時の備蓄装備なども教えてもらいました。

支社の方もレスキューと変わらない位の体格で、何百回と献血もされており、全国赤十字大会で皇后様から表彰を受けたということでした。

翌日は救護服に着替え成就社へ向かいます、ここに救護本部を置き、更に頂上近くの鎖場の下に救護所があります。

最初の年は救護所へ登りましたが、前日の酒が祟り、着いたところで、練習を兼ねた第一患者として点滴を受けることになりました。

本番が始まると、医療機関への搬送が必要な方も出てきます。ヘリを要請するか担架で搬送するかの判断で担架としましたが、これは担架の四方にロープをかけて4人で搬送します。

搬送はレスキューや警察の方が担当され、私はその後に伴走しましたが、彼らのご苦労には頭が下がり、昨日の酒を反省しました。

診療した医師によれば、患者さんは通院しながらも1年間過ごせたことのお礼に参拝され、救護され助かったのも石鎚山の御蔭とのことでした。つくづく信仰は医療より有難いものだと思いました。

それから30年近くたち、最近では趣向を凝らした御朱印や被写体を求めて女子が集まります。紫陽花の手水舎の写真を協会紙に投稿しましたが、これまで閑散としていた神社がスマホ片手の女子でいっぱいでした。
現在は信仰によるご利益よりインスタ映えのほうが有難い時代になったのでしょうか

2019年11月01日

ドライブレコーダー

高齢者の暴走、逆走が問題になっているが、加害者側の年齢に近くなって来て衝突回避機能の車種に変更した。

フロント中央に制御カメラユニットはあるが、録画機能は有していない。ディーラーオプションにはない前後録画の機種を、同メーカー直販サイトから取り寄せた。

自分で取り付けることにしたが、ディーラー委託整備工場ではカーナビから電源を取っているとのこと。

この配線は避けたいのでヒューズボックスから取れるか調べると、前席側のヒューズは全て常時電源供給しており、バッテリー上がりを防ぐには専用ユニットが必要になる。

ボンネット内のヒューズボックスから取るのもちょっと、ということでトランクルームのヒューズから取ることにした。

リヤシートを倒し、パネルの隙間から内視鏡チャンネル洗浄ブラシの廃品を通し、空きソケットに挿した分岐ヒューズと、医療機器の余りアースコードを繋ぎ、ドアモール裏をリアカメラのコードと一緒に通して助手席まで持ってきた。

フロントカメラはセーフティーカメラユニットが邪魔で位置が取り辛いが、妥協して張り付けた。

Aピーラー、グローブボックス側面のパネルをはずしコードを通して電源コードと接続。

アースが必要だが、ドアヒンジ、シートレールボルト全て塗装されている、何とかグローブボックス裏にアルミブレースを見つけた。

腰を捻っての作業が2日間祟った。この程度の作業もツラい年齢となったということか。

2019年10月01日

平成の開業失敗談

現在、老齢年金請求書を作成している年齢です。平成になり、結婚して子供が出来、開業して家を建てるという人生の半分ぐらいのイベントを経験しました。

初期は固定電話とFAXの時代で、PCはスタンドアローンでワ-プロと論文の統計処理ぐらい、医院レベルでは独自OSのレセコンが稼動していました。

平成7年にクリニックビルの1室で落下傘開業しましたが、最初から失敗続きでした。当初予定の所は他のテナントとの裏契約が発覚し、家主への不信感から手付金を放棄し解約しました。

1年ほど遅れて別のビルでの開業となりましたが、家主との口約束が履行されず10年後には退去する決意をしましたが、退去時の契約が不利な契約でしたので10年目の契約更新時に通常の契約に改め、翌年退去することになりました。

開業時のレセコンはIBMのPCでウインドウズ3.1と独自OSワープのデュアルOSのワープ上で動いていました。しかし開発元と組んでいる医師会の保険請求への理解があまく、こちらのベンダーへ要望しても反応が鈍く、これ以上無償で検証は出来ないとして解約、PCのみは買取りとしました。

次に日立のレセコンをこのPCにインストール時に、ウインドウズ95にアップグレード、頭書き取り出しソフト添付を条件としました。

当初採用した看護師の1人は研修中に妊娠発覚し体調不安定で退職、もう1人は母親が倒れ介護のため1カ月せずに退職と散々でした。

これらの失敗から学ぶことも多く、テナント退去のモチベーションもあり11年目に移転しました。

丁度カルテを電子化し、画像や検査のデータベースと一元化し、院内LANを整備し、院外処方とする時期でもあり、機器設備の減価償却も進んでいました。

年目の法人化時に契約した生命保険の解約返戻率もMAXで、一時収入を利益とすることなく移転費用に当てました。

この間税理士も2回変更、1回目はパソコン会計導入のため、2回目は節税・相続対応のためですが、その度に会計・税制について学びました。

初代開設のためか、振り返ると無謀で恐ろしいことをしていましたが、それなりに面白い平成時代でした。

2018年11月01日
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